第1469回 安定経営を目指すうえで、「もしかすると危険分子が増え続けたな」という嗅覚を持つことが経営者には必要だと…!!(2019.09.25.水)

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私は「住宅営業マン日記~月いちさん営業コンサルタント&大学講師」
菊原智明さんのブログを読んで
自分で感じた「独り言」を毎日facebookに書かせていただいております。

もちろん、菊原さんの了承を得て続けています。

2018年9月25日のテーマは

~悩みも他人から《なんて羨ましい》と思われている~

でした。詳しい内容をお知りになりたい方は

https://plaza.rakuten.co.jp/tuki1/diary/201809250000/

で確認をしてみるのもよい方法だと感じるのですが…いかがでしょうか?

1469日目、私がfacebookに書いた言葉
から

全く関係ないかもしれない話から始まりますが、
ここ十年のお客様の傾向を振り返ると
前半の5年は結構2世帯住宅の注文が多かったと私は記憶しています。

玄関から別々というパターンは私の場合ありませんでしたが、
ほぼ総2階建てで1階に親世帯のスペース2階に子世帯のスペース
という間取り構成で、玄関を入るとすぐ階段があり、
偶然か約束がない限り、上下の交流はない間取りです。

2世帯住宅の実情とはこのタイプだなと受け止めていました。

しかし、間取りを構成するうえで、
最初、親世帯は階段の位置を自分たちのいる居間の近くを通ってから
2階に上がらせようとします。

それに対して、子世帯特にお嫁さんは
その間取りを受け入れることができません。

一進一退の攻防が続きますが、
どこまでも親世帯の望む間取りに近づけようとすると

「本当は玄関も別々にしたいくらいだ」
というお嫁さんの本音が出始めます。

この時誰の意見が通るかといえば、
誰が一番家づくりに対してお金を投入するのかということです。

私がハウスメーカーに勤めていたときから独立した当時は
断然親世帯の力がものすごく強く、
実際に現金ですっと全額出す親世帯の方もいて、
お嫁さんの意見はまず通りませんでした。

ところが時代は変わり、
親世帯に力がなくなってきたせいもあり、
住宅ローンを子世代が背負って家づくりするように変化してきました。

こうなったら、もうお嫁さんのペースです。

間取りの構成も子世帯中心の話になり、
露骨な表現を目にすることはありませんが、
中身は
「私たちのお金で家づくりするのよ。口は出さないで黙っておいて、
口を出すくらいなら、お金を出して、そうしたら、話に乗ることにするわ。
本当は玄関も別々にしたいくらいなのよ…」

という雰囲気が伝わってきます。

こんな流れなので結局どうなるのかといえば、
家はそんなに大きくなくてもいいから
となり、今のように土地を買ってでも単世代の家づくりになってきたな
と私は感じています

ちなみに十年前といえば、
リーマンショックに世の中が影響された時期です。

今日のお題は
「悩みも他人から『なんて羨ましい』と思われている」
です。

今日のお題とは全く違う流れの話になっていますが、
私がこの歳になって感じることは、

「時代時代で、なぜそんな要望の家づくりが増えるのか?」
ということに敏感に感じて反応し、本質を見つけることです。

そうすると今どう営業活動を展開したらよいのか
が見えてきます。

その結果、大手ハウスメーカーのブランド住宅であったり
超高性能の家を望むお客様は
実は私のお客様ではない。

という結論に達しました。

私は家が欲しいのは女性の方と
ここでもよくお書きしていますが、

これはこれまでの私のこんな経験から生まれています。

そのうち時代の流れにより、
変わってしまうかもしれませんが、

国の政策が、今インフレに動こうとしている日本社会で
フラット○○という長期固定金利の住宅ローンが組め、

さらにお金をいただくことのない標準仕様で耐震等級3という仕様は
優遇金利が10年受けることも
何の障害もなく受けることができる
今の時代に沿った「安くていい暮らす家」を
望まれる方も今のところ「0」ではありません。

今、私はこれでどうも世の中には必要とされているようだ
と感じています。

その根拠は家づくりの完成を決められた順番通り、
待ってもいいから、
私に住宅の依頼をしたいという方が
ありがたいことにいらっしゃることです。

そうすると結果的に受注コントロールにもつながります。

小さな工務店は受注棟数を負わなくてもいいから、
きちんと信頼関係を築いて、
自分のエンジンにあった年間の請負棟数で
お客様とご契約に至り、受注をコントロールする。

逆を言えば、受注コントロールできなくなると
小さな工務店の経営状態は安定しなくなり、
厳しくなる現実が待っている
という危機管理意識を持つということでもあります。

私の経験上、受注コントロールできなくなってきたら、

「その流れが変わり始めたな。」
原因はどこに存在するのかを見つけて
対策を前もって準備しておくのも
経営者の最も大事な仕事だと感じて
今まで私は生きてきました。

安定経営を目指すうえで、
「もしかすると危険分子が増え続けたな」
という嗅覚を持つことが経営者には必要だ
と感じて私は今も生きています。

それでは、また明日。

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私、田澤 平(たざわ たいら)は一級建築士で
秋田県でお客様に「安くていい家づくり」を提供させていただいております。

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