第1196回 私が営業活動するうえで、必ず、勝負どころとなるところとは…!!(2018.12.26.水)

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私は「住宅営業マン日記~月いちさん営業コンサルタント&大学講師」
菊原智明さんのブログを読んで
自分で感じた「独り言」を毎日facebookに書かせていただいております。

もちろん、菊原さんの了承を得て続けています。

2017年12月26日のテーマは

~当たり前の情報でもお客様が知らないケースもある~

でした。詳しい内容をお知りになりたい方は

https://plaza.rakuten.co.jp/tuki1/diary/201712260000/

で確認をしてみるのもよい方法だと感じるのですが…いかがでしょうか?

1196日目、私がfacebookに書いた言葉
から

私が社会に出て建築業界に入ってから28年間になりますが、
雪国秋田の住宅の屋根が水勾配の1/100で
ほとんど勾配がない屋根が主流になってきています。

私自身も雪国なのに勾配がないなんて、
雪につぶされそうで危ないな
と感じていて、
お客様の家の設計には採用していませんでした。

後でわかったことですが、これは私が
表面だけを見ていて自分が屋根のことについて無知である
ということを5年前に知ることになるのです。

私の性格上、自分で納得できないものは
お客様にお勧めしないという決め事があります。

私は、この屋根が水勾配の1/100でほとんど勾配がない屋根を
まず初めに自分の車庫を作るときに採用して実験してみました。

自分のものなら
たとえ壊れても納得できるとも私は常に思っています。

木造軸組工法の家のスパンは飛んでも4m未満とされています。

なぜなら、標準の規格で売られている木材の寸法が4m未満だからです。

しかし、車庫の場合、2台分ともなるとその規格では済まされなくなり、
特殊材というオーダー価格で木材を注文する必要があります。

その中でもその当時はきちんとした構造計算を
簡単にする仕組みを私は持っていませんでした。

今まで自分の経験から得た感覚で6m超のスパンで
木材の寸法を決めて車庫を建ててみました。

そうすると、私の身長よりもちょっと高い2mまでは
耐えることができるという実験結果を得ました。

次に自分の家の屋根を同様に修繕して実験すると
スパンも車庫ほどないため、
実験では2.5mまでだったら
耐えることができるという実験結果を得ることができました。

ちなみにその上は経験していないため、
実験することはできていません。

勿論,跳ねだしになっている軒先も壊れていません。

このことから、勾配のない屋根でも
雪ではつぶれないという事実を実証し、
今は当たり前のように
私は、住宅の設計で構造計算も必ずやり、
当たり前のように採用しています。

先程、見た目だけを見ていて
自分が屋根のことについて無知である
ということを5年前に知ることになる。

と書きましたが、雪を走らせないと家がつぶれる
という意味ではなかったのです。

最近、通気工法と言って、
外壁と防水シートのあいだを2cmほどの空間を作って、
空気の温度差を利用し自然の上司用気流によって
木材の腐食を防ぎ、乾かし続けて
構造体を長持ちさせるのが当たり前になってきています。

屋根に積もった雪が屋根から走り、
この通気口の入り口をふさいでしまうと
1シーズンで木材が結露により腐食し、
建てたばかりの家の構造体を腐らせてしまう
という国が認めた雪国地域の現象という事実を知ったのです。

他にも最近多発しているゲリラ豪雨などに耐えることができるのか
またメンテナンスはどのくらいお金が多くかかるのか
ということもあります。

昔は、雪国に住む人は夏に蓄えたお金で、
冬期間はひっそり暮らし、屋根から落ちた
雪をこまめにスノーダンプ寄せる
ということを祖母に手伝わされた経験が私にはあります。

しかし、今、秋田では超高齢化が進み、
また、共稼ぎが当たり前で、
屋根から落ちた雪をこまめに
寄せている時間がありません。

その結果、必要以上に無理やり屋根から雪を走らせない工法が
主流になってきているんだ
という真実を5年前に私は知ったのです。

お客様は、素人で、
こんな勉強をする時間と機会が極端に少なく、
自分の常識で物事を判断しようとします。

ちょっと前の独り言でも
お客様が自分こだわった家を建てるのはアリ
と私は書きました。

しかし、たとえお客様にネガティブに思われても、
伝えなければならない真実を私が知っていたならば、
たとえ、契約を断られることになっても私は伝えることが
お客様のことを本当に想っていることだと思っていて
絶対に手を抜かないことにしています。

今日のお題は
「当たり前の情報でもお客様が知らないケースもある」
です。

私は、きついと感じられるかもしれませんが、
必ず、雪がたまにしか降らない地域の屋根の形を希望されたときに

契約する前に今日の真実を話し、
国で出している資料をコピーして
実際に木材が腐食している写真の乗った資料を
お客様に提出しています。

大きな金額の住宅ローンを組んで
何十年も住む予定の家なのに
たった1年で、大きな改修工事を
自腹でしなければならない状況になる真実を知っているのに

契約が欲しいからと言って自分の欲が先行し、
自分に嘘をついて、私は見過ごすことはできない性格です。

やりたくないことだとしても
必ず、手を抜かずにお客様に伝えることにしています。

しかし、ネガティブな関係でお客様とつながった場合、
明らかに強い絆でつながる関係になることも
自分の経験から私は知っています。

ここは、私が営業活動するうえで
必ず、勝負どころとなるところです。

それでは、また明日。

追伸: ご参考になるのかは、よくわかりませんが、

2017年12月26日に私自身の情で反応して、シェアしたのは

https://www.facebook.com/taira.tazawa/posts/1154030808032939

https://www.facebook.com/taira.tazawa/posts/1154247884677898

の2つでした。

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私、田澤 平(たざわ たいら)は一級建築士で
秋田県でお客様に「安くていい家づくり」を提供させていただいております。

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