20261018 その隙間、塞いで大丈夫? 室内ドアの「アンダーカット」のお話
今朝は、気温が5℃まで下がり、
冷え込みの厳しい朝となりましたね
これから気になるのが、暖房費などの光熱費
SNSでは「ドアの隙間を塞げば節約になる!」
といった情報を見かけることもあります
3COINSやホームセンターなどで
手軽に買える隙間テープや便利グッズ
つい試してみたくなっていませんか?
でも、ちょっと待ってください!
室内ドアの下にある隙間は、むやみに塞がないでください!
オーナー様
下記のような商品は使用しないでくださいね
■ ドアの下の隙間には名前があります
室内ドアの下にある隙間は
「アンダーカット」といいます
「施工ミス?」
「ドアがきちんと閉まっていないのでは?」
そう思われる方もいるかもしれません
しかし、新築住宅では換気計画に基づいて、
室内の空気を循環させるために
設けられており
完成現場検査でチェックを受けます
■ 隙間を塞ぐと、どうなるの?
住宅の換気は、空気を取り入れ、
室内を通して外へ排出する仕組みです
その空気の通り道として、
ドアの下の隙間が使われています
引き戸の場合は、上部や縦方向の隙間などが
空気の通り道になっていることもあります
こうした隙間を塞いでしまうと、
空気の流れが妨げられ、
計画どおりに換気できなくなるおそれがあります
湿気やにおいがこもり、
カビの原因になることも
■ こんな使い方、していませんか?
例えば、こんなことにも注意が必要です。
• アンダーカットを隙間テープで塞ぐ
• 給気口の蓋を閉めっぱなしにする
• 給気口や排気口のお手入れをしない
• お風呂の換気扇をあまり使わない
• 24時間換気の電源を切ったままにする
• 故障した換気設備をそのまま使い続ける
• キッチンや浴室の換気扇のお手入れを怠る
また、反射式ストーブや
石油ファンヒーターなどを使用していませんか
実際に、押し入れの中に
カビが発生してしまった例もあります。
またお手入れをしないことで換気設備を壊してしまうこともあります
換気不足だけが原因とは限りませんが
湿気をため込まないことは大切です
お手入れ不足は、換気設備の性能低下や
故障につながることもあります
小さな隙間やいろいろな換気設備
住まいにとって大切な役割を果たしています
■ 隙間を塞げば、光熱費は安くなる?
室内ドアの下の隙間を塞げば
必ず光熱費が安くなるというわけではありません
換気に必要な空気の通り道まで塞いでしまうと
換気設備の働きに影響する可能性があります
SNSの節約術も、
すべての住宅に当てはまるわけではないのです
お引渡し時にお渡ししている注意事項や
住宅設備の説明書なども、時々見返してみてください
日頃のお手入れと正しい使い方が、
住まいを長持ちさせることにつながります
■ 寒さ対策は、まず原因の確認から
寒い季節を快適に過ごすためには
窓の断熱対策や隙間風の原因を確認することも大切です
給気口や換気設備
換気経路として設けられた隙間は
自己判断で塞がないようにしましょう
室内ドアの隙間も、
住宅の仕様によって役割が異なります
迷ったときは、
施工会社や管理会社などに確認してみましょう
■ その隙間、住まいに必要かもしれません
光熱費を抑えたい気持ちは
皆さん同じだと思います
ただ目先の節約だけを追い求めて
住まい本来の性能を損なってしまっては本末転倒です
大切な住まいに長く、快適に暮らすためにも、
正しい知識を持っておきたいですね
室内ドアの下に隙間があっても、すぐに塞がない
正しい知識で、冬も安心・快適に過ごしましょう
エイハウスでは
断熱計算を行い、
断熱施工の検査も第三者機関から受けながら
注文住宅を完成させています
見えなくなる部分も大切に
住まいの性能をきちんと考えた家づくりを
これからも大切にすることで光熱費も押さえられる家づくり
それではまた
エイハウス 田澤妙子
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