20250622 別居する高齢のご両親の住まいに関する主な悩みと対策

高齢になると増える「暮らしの不安」
転倒・孤独・住まいの不安...その対策とは~

ご高齢の方から元気をいただくこともありますが、
年齢とともに体力や認知機能が低下し、
いずれは誰しもサポートが必要になる時がやってきます

特に注意したいのが家庭内での事故
その中でも「転倒・転落」は非常に多く
消費者庁や厚生労働省によると
高齢者の家庭内事故の約4〜5割を占めています

総務省消防庁のデータでは
年間約10万人以上の高齢者が転倒によって救急搬送されており
65歳以上の3人に1人が毎年転倒しているという現実があります
80歳以上ではさらに高確率に

主な悩みと対策

1. 何かあったとき、すぐに気づけない

不安:転倒や急病が起きても連絡がない/気づけない
対策:
見守りサービス(センサー・カメラ・電気ポットの使用状況など)
定時連絡のルール(毎朝の電話など)
緊急通報ボタン付きの端末(自治体による貸与や補助あり)

2. 住まいの安全性が不安

不安:段差が多い、滑りやすい床、暗い照明
対策:
手すり設置や段差解消などのバリアフリーリフォーム
自治体の高齢者住宅改修補助金の活用

3. 体力・認知機能の低下
不安:買い物・掃除・服薬など日常生活に困難
対策:
訪問介護・家事援助サービス
配食サービス(栄養管理+安否確認)
地域包括支援センターへの相談

4. 孤独・うつのリスク

不安:外出や交流が減ってしまう
対策:
デイサービスの利用
地域の高齢者サロンや集いの場への参加
ペットロボットやテレビ電話など、交流の工夫

※動物のお世話が負担になる場合もあります
私自身も獣医さんと相談のうえ、
「保護猫は最初で最後」と決めて、5年前に迎えました

長く安心して暮らすために

家づくりやリフォームを考えるとき
若い頃の便利さだけでなく
「歳を重ねたとき」の暮らしやすさも大切です

段差の大きな土地は避ける

家の中の手すりの設置検討

浴室は広ければよいとは限らず、
「つかまる壁が近いこと」が安心につながることもあります


本日も、プチリフォームのご相談や不用品の処分を承りました
新築を機に「断捨離」される方も増えています

今より若くて健康だったころ
ご希望でつくった掘りごたつ

80代90代になると
テーブルとイスが暮らしやすくなる

年齢を重ねたり
けがをされてご不要になったそうです


いろいろアドバイスさせていただきましたが
たってのご希望だったため
1級建築士の兄は
それを見越して後で塞げるように設計施工していまいた

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約5年の間もいろいろ変化があり
こちらは処分させていただきますね

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ひと雨降って明日は厚さが和らぎそうですが
近所で熊の目撃情報があり
昨日今日と広報車による注意の呼びかけもあります

明日は役所訪問からスタート


今週も健康に安全に

それでは、また

田澤妙子


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