3.雪国の屋根の特徴は?勾配、形状、材質などを詳しく解説! 3-3無落雪屋根の種類

3.雪国の屋根の特徴は?勾配、形状、材質などを詳しく解説! 3-3無落雪屋根の種類

3-3無落雪屋根の種類

急勾配の屋根は、雪がすべり落ちるといった側面がありますが、通気層をふさぐなどの課題が
あります。ここからは、雪が落ちない視点から屋根を見ていきましょう。

「勾配屋根方式」
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については、以前にお書きした記事をご参照ください。

「スノーダクト方式」
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については、以前お書きした記事に捕捉を加えます。

「スノーダクト方式」は、屋根の中央に設置されたダクトに向かって、屋根が緩く傾斜した構造です。雪が下に落ちる心配がなく、雪解け水はダクトを通って排水されます。

秋田県の場合、水分を多く含んでいる雪が一般的で、積雪荷重以上の雪が屋根に積もった時の雪下ろしはスコップを使って除雪することになります。

しかし、この屋根を採用したお客から「地球の重力と反対の動きになり、雪の持ち上げ作業になるのでとても労力を必要とし、かなりの重労働になる」という話をお聞きしました。

秋田県の場合、家の見た目よりも、雪下ろしの時に重力と同じ方向に力を作用させることができる屋根が理想で、雪下ろし時の安全確保にもつながります。

「氷柱ができにくいという特徴もあり、無落雪屋根の主流となりつつあります」と Web 上で言われている記事もありました。

ただ、国の方針で省エネ住宅を増やしていく方向で進んでいる今となっては、氷柱ができている時点でエネルギーをロスしている証拠となります。

湿気を含んだ雪が多く降る秋田県では不向きな屋根方式です。

「フラットルーフ方式」
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についても、以前にお書きした記事をご参照ください。


湿気を含んだ雪が多く降る秋田県では超オススメな屋根方式です。

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