1.【寒冷地にある住宅の特徴を解説】間取りや暖房の悩み、注意点を解消!1-3外断熱と内断熱

1.【寒冷地にある住宅の特徴を解説】間取りや暖房の悩み、注意点を解消!1-3外断熱と内断熱

1-3外断熱と内断熱

温熱計算によって導き出された断熱等級の値が同じなら、外断熱材か内断熱材の材料の性質によって断熱性能に違いは出ません。

性能値が落ちる場合は、その他の外的な要因によります。

自動車のガラスや住宅の窓ガラスの原材料と同じガラス繊維でできているグラスウールは、水をはじく性質があり氷点下以下になっても水を吸って破損することはありません。

砂利やコンクリートだと隙間があり、石を原材料としているロックウールは水を吸ってしまいます。

液体が個体に変化するときの膨張作用により、ロックウール自体が破壊されて断熱材としての効果を徐々に発揮しなくなり、内部結露につながり構造材を腐食させてしまいます。

発砲系の吹き付け断熱材では吹き付けられた当時は間違いなく隙間なく施工されますが、膨らませた発泡断熱材は、大気圧の影響で風船と同じように縮んでしまうのが欠点です。

年数が経つにつれて柱などの構造材との間に隙間ができてしまい、年月の経過に比例して断熱性能も落ち、内部結露から構造材の腐食につながります。

今は外断熱材でも防火性能をクリアした断熱材がありますが、実際に火事が起きたときは火はライターのように勝手には離れてくれず、火が消えるまでに建物は燃えつきてしまいます。

そのため、特に木造住宅の場合には外断熱材はおすすめできません。また後者になるにつれて建築コストも割高になります。

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